写真で綴る日常

写真で綴る日常

思いは言葉に。思い出は写真に。

2023年 × 0910

冒険するっきゃねーのよ。

 

住宅ローンもあるわ、嫁さんは専業主婦や、言うこと聞かん子らは

教育費も掛るわ、仕事は嫌やし上司も同僚も嫌いや、こんだけ

苦労して稼いでんのに家族は俺を大事にしねえ、とかな。

 

もしこのうち半分でも思い当たることがありゃ、そら死にたく

なんのも当然や。

 

そやけどな? 住宅なら売って売れんくても貸せばローンの支払いはなんとか

なんし(自分らはアパート暮らしやが)嫁さんがパートでも働けば

世帯収入は上がるわ。

 

子供の学費もよ?父ちゃん失業してもうたんや、もう私立とか

行かしてやれへんねん、自分でなんとかしいや?と言えば

あなたの縛りはなくそうと思えば無くせる。

 

でもな?

 

こう書くとそんなこと出来ん、それも出来ん、あれも出来ん、と

自分で全部否定してしまうやろ?

 

あなたの苦しみのよ?

 

実は大半が、あなたが「そんなこと出来っこねえ」と思い込んでる

「自縄自縛」が原因やぞ?

 

自分は弱いからとか、妻が怒るからとか、会社辞めるなんて無理とか、

それ全部あなたが「出来っこねえ」と自分を縛ってるだけやで。

 

死にてえなら別に止めねえが、じゃ、何のために相談書いた?

 

藁にもすがる思いなら、ちゃんと藁を掴みなよ。

 

出来ねえ、じゃねえ。

 

死ぬ気になりゃ会社辞めるなんざ屁でもねえ。

 

何故「出来っこねえ」と逃げるのかと言えばよ?

 

昨日までの生き方を変えるのが怖くて仕方がねえからさ。

つまり、自分の意思で生きて来てねえんだよ。

 

もっと言えば、自分の意思を使ったことがねえ、それがあなたの

「恐怖」であり「出来っこねえ」と「しねえ言い訳」をする

根本的な、あなたの「唯一の動機」なのだ。

 

家の手放し方ならなんぼでもあるし、転職の方法だって

いくらでもある。

 

死ぬほどつらいことを真剣に嫁さんと話し合って、そんでも

話が噛み合わなきゃうつ病の診断書貰って離婚調停だよ。

 

死ぬよかずっといいだろ?

 

あなたが死ぬほど苦しいと理解してくれるまともな嫁さんなら

自分も働いて家を守ろうとするし、転職も応援してくれるさ。

 

そういう話し合いも出来ねえというなら、逆に今迄夫婦なのに

互いを思いやる関係を築いて来なかった、ちゅうこったろ?

 

どちらが悪いにせよ、大事なのはこれからやってけるのか、

やってけねえのか。

 

やってけるなら具体策の相談、やってけねえなら離婚や別居。

 

世間にゃバツイチだのバツサンだので溢れてら。

 

離婚なんて出来っこねえ、って考えんならよ、それも自分で

自分に掛けた縛りさ。

 

生き延びようとすりゃ、幸せになろうとすりゃ、なんぼでも

道はあんのによ、何もしねえで死んで楽になろうとばっか

考えんなあ、人生の逃げ癖とも言えるんだぜ?

 

だから、冒頭に「冒険」と書いたのや。

 

まずは、真剣に夫婦で話し合いなよ。転職してえ、ってさ。

 

その結果で夫婦として力を合わせるか別れるか考えりゃいい。

 

あれも出来ねえ、これも無理、そういう自分の逃げ癖、言い訳を

吹っ飛ばすにゃ、理屈じゃねえ。

 

冒険を、やっちまうしかねえとおいらは思うぜ?

 

自分の人生を幸せにしてえと本気で願えるかどうか。

 

幸せになれるかどうか、しか考えて来なかったんじゃねーの?

 

幸せは歩いてやって来ねえよ。

だから、こっちから、意志を持って幸せを掴もうと歩き出すっきゃ

ねーのよ。

 

これはよ、あなたの「幸せになるぞ!」という「意思」を持てるか

どうかの話なのよ。